泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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相変わらず自分も含めて大多数には当面たいして関係ないと思われる、正直なところ日々の業務レベルではどうでもいい話ではあるのだけれど。Yahoo!ニュースにさえITmediaニュースの「無料のWebサービス もう限界?」という記事が載ったことだし、他にネタも思い浮かばないので前回に引き続き。だいたい当ブログではネタに困るとすぐ大枠の話、「webにおける天下国家を語る」みたいな頭の悪い国士壮士気取りの話を始めるのです。

で、だ。PCサイトの有料化をしますと言えそうなところって、現状ではそれなりに大手だとか有名だとか、とにかく人の集まる強力なサイトなりサービスなりだろう。中小はやっぱり人が離れるのを恐れてなかなか踏み切れない方向性ではある。まあ、自分のように富裕層ではない人間からすれば、みんなが一斉にそちらへ方向転換されても困るのだけれど。

これがたとえばそんなにネットをしない人であれば、普段使っているサービスやサイトのいくつかが有料化したところで、全部払ってもたいした額にならないかもしれない。ところが自分みたいな者にとっては、一つ一つがコーヒー一杯くらいだろうが、合計するとそれなりな額になる。一般化できないけど、極私的には困るわけです。そして「じゃあ減らそう」みたいに思ったとき「まあ、有料だったらいいや」的なサイトというのは結構多い。いや、あくまで極私的に、だけれど。この記事を読んでくれている人はどうだろうか。自分がよく利用するサイトやサービスを挙げてみて、そのうち有料化しても使い続けるのはどれだろうか。興味深いことではある。極私的に(繰り返し書いててだんだん楽しくなってきた)。

別に有料化の流れが出てきたというほどの動きでもないし、まだまだ散発的な事例ではあるんだろうけれど、もしそれが大きな流れになってきたら…というのをちょっと思い浮かべてみる。

・セールに値引き
まあ、月額有料にしろ都度課金にしろ、セールをやるところは出てくるだろう。ボーナスとか年末商戦は実店舗の方々と競合するから、微妙にずらした時期かな。で、もちろん値引き合戦というか価格競争もあるだろう。「このお値段でこの内容!」みたいな。特にweb技術は真新しいものが普及・模倣されていくコストや難度が家電だのなんだの他の製造業より低いので、価格競争が起こりやすいんじゃないだろうか。ものによるけど10円20円の価格帯で膠着したりとかしてね。資本力のあるところがダンピングみたいなことしていく中で「ついに登場!なんとゼロ円!←何で無料なの?←広告費で運営してるからです」って1周して戻ってきたりして。

・決済、会員管理システムの需要増
内制率100%が圧倒的多数というわけでもないので、受託案件をしている制作会社にはこうしたものの需要が増える。もしくは、従来のサイト制作にこの工程と予算が乗るようになる。客単価アップが見込めるけれど、こうしたシステムはASPがすでに激戦気味なので、まあ調達費くらいになるのかも。

・淘汰
「待ちに待った淘汰のお時間です!」じゃなくて、笑い事じゃない。今でも競争はあるけれど、それまで「無料だったから」でなんとなく生きてこられたサイトやサービスが容赦なく潰れていくことに。ただ、そうなるくらいならそもそも有料化には向かわないだろうし…。だいたいサイトやサービスの数が減れば受託制作も含めた周辺産業も規模が縮小する気はするので、あまりいい話ではない。ユーザ辺りの利用するサイトやサービスの数もますます減るだろうし、運用側も「囲い込み」に重点を置くのが主流になるとちょっとなあ。コーポレートサイトみたいに広く情報を告知するサイトや販促目的のサイトは有料化しないだろうから、そういうところとの取引が主な場合は影響が少ないかもしれない。

・英語を学ぶ人が増える
日本語のサイトやサービスが有料化に流れても、同程度で無料の海外サイトは相変わらず多いだろうから、そこでどうにか無料で、と思って英語を学ぶ人が増えるかもしれない。ある時期を境に「やたら日本人ユーザが増えてんだけど」みたいなことが海外で話題になるとちょっと面白いかもしれない。

とまあ、これくらいで。考えるのが面倒になったとも言う。実際問題として、当面はそうそう「有料が主流」なんてことにはならないだろうけど、昔の人が「100年後の21世紀はこうなる!」みたいな予測記事を書いてたような軽い気持ちで。
このブログではときどき書くように、企画というのは思いつくこと自体は難しくない。ただそれを現実化したり、たとえば「収益見込みが立てられる」など求められている与件をクリアするのが難しい。しかしそれでも、企画アイデアというものの重要性は損なわれるものではない。魅力的な企画はときに、どういった難点をも補って余りあるヒットをもたらす。

一方で、いまや人々がネットと接することは、多くの国で今や日常的なことになりつつある。おそらくweb業界に携わる以外の人でも、そうした体験が小さく降り積もるうち、「こんなサイトがあれば」といったアイデアを抱く瞬間が訪れていることと思う。ただ、残念ならがその多くは「実現する手段がない」という欠如のために、いつしか忘れ去られてしまっている。

こうしたことを考え合わせるに、誰かが偶発的に思いつく魅力的な企画アイデアと、それを現実化する手段とを組み合わせれば、有望な、ひょっとしたらインターネットの大きな潮流さえ生み出すものが生まれるかもしれない。

そこでリリースされたのがエブリバ!というサイトである。

エブリバ!
エブリバ!



このサイトが行うことは単純である。メンバーと呼ばれる会員は企画案をエブリバ!にアップする。エブリバ!内でそのアイデアを審査し、通過したものは実際にリリースされる。リリース後の運用はエブリバ!側で行い、収益のうち一定の割合をアイデアの投稿者に分配する。審査に通った企画の構築費用などはエブリバ!側で負担するが、一定の負担をする代わりに審査通過の何度が下がったり、構築時や運営時の発言権が得られるプランなども用意している。もし「チープ革命」という言葉が実際に何らかの実効的な意味を持つのであれば、この際とはまさにそれを試すものであり、新たなCGMの形を切り拓くだろう。















…というジョークサイトをムキになって作った。ムキになったというわりに装飾的な要素の作りこみで少々手抜きをしたのは認める。

コンセプトは「ある種の自費出版ビジネスをweb向けにアレンジする」で、その意味でジョークというよりはユーモアと言った方が適切かもしれない、「細かすぎて伝わらないモノマネ」に近く、いかに「それっぽいか」という点を楽しんでもらえればと思う。
という言葉が頭の中をグルグル回っている。意味はないけど、みんなにもこのフレーズをシェアしたいんだ。

なんてな。まあ、本当に上記は特に意味ないです。さて、以下本題。

Google Readerに自動翻訳機能が加わる-もう何語のサイトでもOKだ

まあ、実際に試していないのでどれくらいの精度なのかは不明だし、これまでもとかく機械翻訳は残念な結果が多いのであまり期待してガッカリするのもなあ、などと思いつつもつい期待してしまう。

まあ、それはさておき。まだまだずっと先なんだろうけれど機械翻訳の性能が充分に発展したら、たぶん「URLを入力するだけで数十ヶ国語に自動翻訳してクローンサイト作ります!!」なんてwebサービスが出てくることは想像に難くない。まあ数十カ国は遠大にしても、「英語のクローンサイト作ります!」くらいは。非英語圏の小さなECサイトをやってる人なんかは重宝するだろうな。まあ、「お客さんからの問い合わせにろくろく応えられない問題」が深刻化はするだろうけど。
で、こうしたサービスが登場すると結構すぐに無償提供するところが出てきたりして(もちろん、翻訳後のサイトには広告が入る)、一気に広まる。するってぇと「ホームページを開設して世界中に情報発信!!」なんていう日本語サイトでは特にアホらしい言葉もかなり馬鹿にならないことになってくる。そんなとき従来の翻訳家たちがどう変化するのかはさておき、まあ、ずいぶん大きなインパクトがあることだろう。
こうなると当然の流れとして

「バイアグラサイト」がマルチリンガル化して、これまで以上にバイアグラを売ろうとする。
 ↓
世界中の人にバイアグラがいきわたる
 ↓
事故多発、子供増加、性風俗産業のさらなる発展etc.
 ↓
頭がフットーしそうだよおっ

…というのは冗談にしても、スパムサイトが別次元に突入する。
従来はほぼ同じ内容のサイトを量産して公開していると、Googleなんかでは八分になったり、相応のペナルティが化せられてきた。しかし、同じ内容のサイトをたくさんの言語で機械的にクローン化できるようになると、それをクローラが発見するのは「同じ言語で内容が一緒」のサイトを発見するより遥かに難しくなるはずだ。だって、あるサイトをいちいち翻訳して多言語でほぼ同じ内容のサイトがあるかどうかチェックするなんて、ねえ?
まあ、スパムサイトかどうかの判別基準は「クローンサイトがたくさんあるかどうか」だけじゃないわけだが、それにしてもマルチリンガル展開のコストがほぼゼロに近づけば色々とスパムサイトの制作者にとっても便利だろう。

他にも、たとえば日本語で誰かを誹謗中傷するサイトを作って英語化して、元の日本語サイトを消してしまえば日本語しか判らない人がその際との存在に気付くのは遅れる。たとえば「最近ハリウッド映画に進出した日本人俳優」とか「最近イギリスで展開を始めた日本人ミュージシャンを誹謗中傷したい」とか、そんな用途には使える。他にもこういった使い道は色々と考えられるだろうし、ちょっと妄想気味のファンが自分と有名人との関係にまつわる電波文をマルチリンガルで公開しまくるとか。もう関係者からすれば手に負えない事態なんかも。

だからといって、機械翻訳の発展と普及が悪いわけじゃない。恩恵はデメリットを補って余りある。が、技術を悪用する人たちの創意工夫と熱意にはいつも頭が下がる思いなので、機械翻訳が発展したらどんなことをしでかしてくれるのか、危惧すると同時に興味が尽きないのも確かだ。
こういうことを書くときは「ネタがない」「調子に乗っている」のいずれか(あるいは両方)だ。

主に受託業務のディレクションをしているwebディレクターを念頭においたもの。「初級編」とあるように、他には「中級編」「上級編」があり、合計30戒になる。10と言いつつ実体は3倍になるあたりが、webディレクションというものの性質を暗示していると思う。

・企画書の見栄えを良くするのは、中身を全部作って時間が余ってからにせよ
・可能な限りたくさんの前提条件を盛り込むべし
・初回の打ち合わせでは、何であれ自ら進んで約束してはいけない
・2択を迫られたら、3つめの選択肢を見つけよ
・記憶を信じてはいけない。記録だけを信じよ
・「自分がどう思うか」よりも「クライアントがどう思うか」
・合理的に説明できないことをしてはならない
・どんなときも完全徹夜をしてはならない
・物事を自分の手元にキープしている時間が最小限になるよう努めよ
・制作スタッフはもちろん、営業と事務方のありがたみを忘れてはならない
・最終的に帳尻が合えば問題はない
・仕様が変わっても、実際的な問題がなければ気にすることはない。たとえば「10戒が10以上ある」とか
mixiにTwitter、その他にも「ソーシャル・アクティビティ」を謳ったwebサービスは既にうんざりするほど存在している(筆者など、どれか一つでもう充分だ)。しかしGoogleからすれば、それでもまだ我々が「充分にソーシャル」ではないということなのかもしれない。

先日、Googleは「Google Friend Connect」を発表した。このサービスを使えばプログラミングの知識がなくても、誰でも簡単にユーザー登録、招待、メンバー ギャラリー、メッセージ投稿、レビューなどソーシャル・ネットワークの機能を自分のサイトへ実装できるという。

これが何をもたらすか、想像するのは簡単だ。あなたはある日、(愛犬と愛娘の写真がデカデカと貼られた)会社の上司のサイトからソーシャル・ネットワークへ参加するよう求められる。帰宅してみれば(愛犬と愛娘の写真がデカデカと貼られた)両親のサイトに設けられたソーシャル・ネットワークへ参加するよう求める、留守番電話のメッセージを聞かされることになる(彼らはメールが苦手なのだ)。マウンテン・ ビュー(注:Google本社があるカリフォルニア州の地名)がもたらしたのは、つまりそういうことだ。

おまけにこのサービスは、参加者がすでに利用している他のソーシャル・アクティビティ系サイトでの情報も表示できるらしい。こうした取り組み自体はすでに方々で行われているが、複数の友人や知人のグループがそれぞれ異なるソーシャル・アクティビティ系サイトに入っている場合にどうするか?という問題をある程度は解消してくれる。

しかしそれは、新しい厄介事の種にもなりかねない。たとえば「Google Friend Connect」ではFacebookなどから自分のプロフィールやフレンドリストといった情報を持ってくることが出来る。もし、あなたがFacebookユーザーで、知り合いから「Google Friend Connect」のネットワークに参加を求められた場合、まず最初にその知り合いがFacebookにアカウントを持っているかどうか調べて、持っているなら自分のフレンドリストに含まれているかチェックするべきだろう。そして、リストに含まれていなければ、「必ず」フレンド申請をしなければならない。さもなければ「Google Friend Connect」に追加したFacebookのフレンドリストへ、誘ってくれた本人が入っていないという気まずい事態になりかねない。

もちろん、このケースでは誘ってくれた本人に事情が筒抜けになる。だが「誘ってくれた本人の知り合いで、なおかつあなたの知り合いではない人」が同じネットワーク内であなたのフレンドリストを見た場合、誘ってくれた本人にバツの悪い思いをさせる事態は避けられる。

オーケー。確かにこれは読む方にとっても書く方にとっても、頭が痛くなるほど説明するには込み入った状況だ。上のケースについても、ちゃんと説明できているかさえ自信がない。だが、多くの人々がソーシャル・アクティビティ系のサイトやサービスを使うようになればなるほど、こういった事態やもっと込み入った事態をも想定しなければならなくなる。

こうした新たな脅威に対して、我々は今や「ネチケット」という大昔に廃れた言葉をガレージから引っ張り出してくる必要があるのかもしれない。ただし今回は「べからず集」としてのネチケットではなく、「気が乗らない相手からのGoogle Friend Connect参加要請を断るときのマナー」など、より実践的なマナー集として、だ(お望みならネチケット2.0と呼んでもいい。どこかのベンチャーキャピタルが投資してくれるかもしれない)。


えっと、海外ニュースサイトの翻訳記事っぽく書いてみたんだけれど、どうだろうか。それらしく書けているだろうか。次は「Google Friend Connect」を取っ掛かりにして、日本におけるソーシャル・アクティビティ系のサイトやサービス全般について、もう少しまじめに考えてみたい。
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