泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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終わりに:以下は「サイト内回遊率」を軸に考えたことをほぼ無整形、ほぼリアルタイムで書き綴ったものです。なので紆余曲折まとまりのない内容ですが、思考メモの一例として。というか、考えていることを客体化するために書いた。

“サイト内回遊率”という指標がある。一つのサイトに訪れたユーザが、そのサイト内でどれくらいのページを閲覧したか、という指標だ。測定さえ出来れば、この「ページ」とはURLベースでなくてもよいだろう。AjaxなどでURL上は不動でも複数のコンテンツを呼び出せば、それを数え上げることになるはずだ。といっても、この数値は率と言いながら%で表示されるわけではない。実際にはそれは1ユーザごとの平均PVであったり、1ユーザごとのユニークPVであったりする。

言葉の説明はさておき。単純に考えれば、この率は高ければ高いほどよい。それだけ1ユーザごとのサイトに対する興味関心度が高いということになるだろうからだ。この数値の上昇はサイト滞在時間の増加に貢献するわけだし。訪れたユーザが興味を持つ記事がそれだけたくさんあるということにもなるし、それを適切にユーザへ認知させられているということにもなるし。

つまり、同じ総PVでも「1ユーザが100ページ閲覧するサイト」の方が「100ユーザが1ページ閲覧するサイト」よりもサイト内回遊率が高いことになる。
では、前者の方が後者よりも「よい成果を出している」のかというと、そうとも言い切れない。いや、違うな。後者は「1ユーザが0.01ページ閲覧するサイト」ということだから、総PVが同じなら前者の方が魅力のないサイトということに…なるとも限らないか。

一旦仕切りなおし。「言葉の説明はさておき~限らないか。」まではなかったことにしよう。

さて、いま手がけているサイトの一つはいろいろな商品(とここでは便宜的に呼ぼう)について様々な切り口のコンテンツを提供している。まだリリース後間もないと考えてよいサイトだ。で、解析値を眺めていると、どうも個々の商品に興味のあるユーザが訪れるのはいいとして、それらユーザが他商品についてのページは見てくれない。とはいえ、それではサイト内回遊率がなかなか増えないし、滞在時間や平均PVも増えない。それらを増やすには、扱う商品数を増やすしかなくなって、これではサイト成長の効率が悪い。

けれども、じゃあ具体的な商品と関係なく、その分野に興味のある人全員を対象としたコンテンツを増やしていくか。たぶん、いずれはそうする必要もあるのだろう。しかし有限小数のリソースを今どこへ投入するかといえば、やはり商品数の増加の方なんじゃないだろうか。その方がターゲティングしやすいし、諸般の事情から「来る人が増える」ことがわりと明瞭だ。だいたい、商品の枠を超えてユーザにアプローチできるようなコンテンツを考えるのは難しい。ジャンル的に。

となると「個々の商品に結びついたコンテンツ拡充→余力で個々の商品に結びついていないコンテンツの投入」が基本線だろうか。だがそれでは不特定多数にアプローチする力がなかなか伸びない。ここは二兎を追って二兎とも得たい。だいたい、個々の商品とのみヒモ付いたユーザばかりでは、その商品についての情報を更新し続けないと、基本的にその商品とヒモ付いたユーザがどんどん離れていく。新規ユーザが流入しても、リピートユーザが増えにくいんじゃないだろうか?それはいかん。

なにかCGMでコンテンツが増えるようにするか?しかし簡素なものでもシステム導入予算がない。無管理というわけにもいかないから、管理コストも発生するか。それも今は厳しい。

いや、立ち返って“サイト内回遊率”を高めるのはそもそも何のためかというと、こちらのモチベーションもあるが、各クライアントや潜在的なクライアントとの関係性をより良好にするためだ。

なぜ良好になるのか?サイト内回遊率が高まると、ある商品について認知していないor興味のなかったユーザがその商品を認知し、興味を抱く可能性が増えるからだ。そしてそれが商品の公式サイトへの誘導につながり、クライアントの売り上げ増につながるからだ。

となると、商品に結びつかないコンテンツを増やしてそれを閲覧しに来るユーザが増えたところで、「商品の公式サイトへ誘導」という目標には直結しないんじゃないだろうか。しかし母数を増やして商品に結びついたページとの「偶然の出会い」が起こる可能性が高まるのか。でも、それって効率的には?本当に現実的な意味で「高まる」のか?確かに“サイト内回遊率”が増えるだけでも媒体資料上の媒体価値は増えるが、しかし「商品の公式サイトへ誘導」とかの実績が増えないことにはなあ。あんま意味ないわなあ。新規クライアント獲得を除けばなあ。

ということはやはり、当面は商品と結びついたコンテンツを増やして、既存クライアントとの関係性を強化することが重要なのかしらん。
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