泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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ネットには星の数ほど懸賞やプレゼントサイトがある。そうしたサイト以外でも、懸賞企画を行っているサイトは多い。
「どうせ当選者なんかいねんだろ!」ということを言う人も居るし、実際にそうした場合もあるだろう。しかし、ちゃんと当選者を出している場合の方がほとんどのはずだ。たぶん。

私もかつて、一時期ワンクリック懸賞[*1]の運用をしていたことがある。委託されていた運用業務の一環だ。管理画面から開催期間と当選確率、当選者数などなどを設定するだけの仕事だ。

でまあ、仮に当選確率を「10000分の1」とかに設定したとする。すると10000分の1の確率で当選画面が表示される仕組みだ。当選者5名なら、当選画面が5回表示された時点で、以後は当選画面が表示される確立が0になる。

しかしこれはあくまで確率なので、応募総数が確率の倍、20000回であっても当選画面が表示されないことがある。たいていは事前に応募総数を予測し、それに対して高すぎず低すぎない当選確率を設定する。その予測が当たっていても、期間終了間際にまだ当選者が規定の人数に達しないことはある。

当選者が出なくても、別に困らないじゃん。そう思うかもしれないが、そうではない。詳しくは知らないのだが、当選者なしもあり得ると告知していない懸賞では、告知どおりの当選者が出ないと景表法違反になるらしいのだ。
なのでバレはしないだろうが、当選者が出ないとコンプライアンス的にまずいことになる。

ではどうするかというと、開催期間終了間近にまだ当選者が出ない場合、当選確率を上げるのだ。「10000分の1」→「1000分の1」など。あるときなど開催期間終了までに何回当選確率を下げても当選者が出ず、最後はたしか「10分の1」くらいまでに上げて終了10分前くらいにやっと当選者が出たこともあった。

というわけで、最初からあたらないようにしているどころか、絶対にあたった人を出すためにちょっとした苦労をしていることもあるのだよ、とまあそんなお話。

ちなみに「だったら期間終了間際があたりやすいのか!」というのは違う。たいていは当選確率を上げなくても当選者は出る。あたりやすさが上がるのを待っているあいだに、他の誰かが景品を手に入れてしまうというわけだ。

  1. ワンクリック懸賞とは、指定されたリンクをクリックすると飛び先であたりかはずれが判る懸賞。あたった人だけ、景品発送に必要な個人情報を入力する画面へ行ける。
    ちなみに、懸賞には「オープン懸賞」と「クローズド懸賞」の2種類があり、誰でも参加できるのが「オープン懸賞」と呼び、「サービス利用者」など応募資格に何か条件があるものを「クローズド懸賞」と呼ぶ。webの懸賞だけかもだけど。[↩back]
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