泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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Dellの米サイトが批判されたらしい。
Dellの女性向けサイトが炎上、ジェンダーマーケティングの難しさ
まとめると、Dellが女性向けのプロモーションサイト「Della」というのを立ち上げて

このパソコンを使えば、ネットで料理のレシピを見つけたり、料理のビデオを見たり、カロリー計算をすることができる

というPRをしたところ、その描いているステレオタイプな女性像が反発を買ったらしい。今は同コーナーが削除され、サイト名も「Dell Tech Tips」に変更されているとのこと。
で以下、性別で分けたコンテンツについてのあるある話。まあコスメとか女性用医薬品など存在自体が女性をメインターゲットにした分野のサイトはさておき。

そもそも女性をターゲットにしたサイトを作成する場合、2パターンある。言うまでもないが女性が企画する場合と男性が企画する場合だ。

男性が企画する場合は「女性ならこういうのがウケるだろうか?」ということを想像するのだけれど、いかんせん男なので勘所が解らなかったり、いまいち自信が持てなかったりすることがある。で、女性スタッフに相談する場合もあるのだが、それで大丈夫かというとそうでもない。

その女性スタッフにやる気がない、あるいはあまり良好な関係でない場合、「いいんじゃないでしょうかorこれはちょっと…」と実際の内容に関わらず回答される。一方で、良好な関係でやる気のある人でも「いいんじゃないでしょうかorこれはちょっと…」と実際の内容に関わらず回答されることがある。あるいは、アドバイスを聞いていると、だんだん「女性向け」という点から離れて行ったり…。

じゃあってんで最初から女性に企画してもらったり案出ししてもらうと、やっぱり「女性向け」からは離れたり、なぜかステレオタイプな女性像を描いたりする。もちろんそうじゃないケースも多いのだけれど…。
要するに、デザイン面だけでなく内容面でも「女性向け=男性があまりターゲットにならない」を維持しつつステレオタイプにならないってのは、たとえ女性が企画しても難しい制限なわけだ。とはいえ、ステレオタイプなものにしても「Della」のように、実際に批判されるケースはそんなにない。まあ、ウケるかどうかは別として。

だいたい「女性向け」という具合に企画を限定してしまうと、選択肢がかなり限られる。というわけで、大元の企画はユニセックスなものにしておきつつ、見せ方や切り口を「女性向け」にするのが妥当ではある。

偏見だったら申し訳ないがバファリスなんかはそうで、「頭痛の種を入力させ、他のユーザの入力した内容も閲覧できる」という案それ自体は男性向け女性向けなどないのだが、「リスが食べる」という演出と、リスのデザインは女性により好まれるように作ってあると思う。そこここに配された小物なんかも女性を念頭に置いているように見える。だいたい男はバファリンを持ち歩くにしてもポーチに入れたりはしない。
そもそもバファリンは(明示していないが)女性をメインターゲットにしていた気がする。今は「バファリン ルナ」が生理痛に特化した商品として売られているようだが、以前はバファリンがその役も負っていたはず。

「男性向け」で企画・作成されたサイトはどれだけステレオタイプでも炎上しないし、ベタなのが意外とウケるので特に言うことはない。確実を期するなら、露出度の高い女子を要所要所に配置しておけば、勝手に「いやらしく繁茂」(by茨木のり子)する。
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バファリス、かわいすぎる

2009.05.25 16:57 URL | なんで #yyKEoA6o [ 編集 ]

>なんでさん
小首をかしげたところが特に。

2009.05.25 17:00 URL | ハムカツ #- [ 編集 ]

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