泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
例えば1年後にユーザ数が100万人になるとしたら、半年後の時点のユーザ数は50万じゃなくて1000だよな?(副題:プラクティカル指数・対数)
という記事を読んだ。
nowaが最初に

一日の登録数約2000人 x 240日 = 48万人

という計算をしていたそうで、リリース後8ヶ月で約50万人の会員を目標にしていたらしい。それで

定率増加は指数的な爆発を生むけど、定数増加は生まない。

という話から

ユーザ数が増えれば増えるほど、サービスを知っているひとが増えれば増えるほど、登録者数も比例して増える、というメカニズムを作り込むことが、サービスを急成長させるための鍵になる。

となって

ユーザを呼び込むための施策を考えるときには,それが定数増加ではなく定率増加モデルになっているかどうかを頭の片隅においておくべきだと思う。

となる。ちなみに「定数増加」は一定の数ずつ増えていくこと。「定率増加」は一定の倍数で増えていくこと。
上記記事の真ん中辺にあるグラフを見ると具体的にイメージしやすい。あと、引用してない部分にも色々と有用なことが書いてあってお勧めです。

実際のリリース後にどういう増え方をするか、どう増やそうとするか?という中で定率増加が起きるのは別に構わない。伸び方が爆発するのはいいことだ。

ただしリリース前というか、企画段階で「定率増加」を念頭におくという提言はちょっとカンベンな、とも思う。
というのも簡単な話で、ユーザの増え方を企画段階で予測するさい、「定率増加」にしてしまうと、どこかの時点で増え方が爆発することについて、それなりに説得力のある根拠を示す必要が出てくるからだ。
すでにあるモノへ新しく何かを追加する企画ならまだしも、全くの新規企画の場合、ただでさえ通すのは難しく、考えることは多い。そこへさらに増え方が爆発する根拠を考えるというのは、企画立案のハードルを上げるばかりだ。「爆発的な成長」というのは、そもそも狙うのが難しいものだし。まあ、ハードルを上げたいならそれはそれでいいけど。

それに「定率増加」の場合、最初のうちはユーザの増え方が緩やかだ。なので最初のうちは目標値をクリアしやすく、それが順調な推移なのか、何かマズいので増え方がゆっくりなのか、爆発する時期に差し掛かるまではハッキリしないというのも難点だ。いざ「爆発する」予定の次期になっても相変わらずだと、挽回が難しい。

ということをつらつら考えるに、そもそも「定数」だろうが「定率」だろうが、一定の増え方という考え方自体がやや危うい。
自分なら下図のように、目標値へ向けて増え方が変動するような絵を描くだろう。それぞれ伸びが急増する時期は、その手前でプロモーションなりなんなり、重要施策を行うシナリオで。まあ普通のあしらいだと思うけれど。
サンプルイメージ

ちなみに、上記記事は企画立案にあたって「定率増加で描く」ことを勧めるのではなく、定数増加で考えている人に対して別の見方を提供することが眼目だろうから、非現実的だのなんだのとあげつらうつもりはない。


にしても立ち上げ8ヶ月で50万人とか、さすがにライブドアくらいになるとスケール感が違うなあ。
スポンサーサイト

コメントの投稿 ※管理者の承認制です












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://hamkatsuya.blog104.fc2.com/tb.php/170-af3db2b7

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。