泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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前回の続き。今回は逆に「モバイルサイトやwebサービス作成時にPC側をどうするか」を整理分類するメモ。

この場合は以下に分かれる。

・無視する
・ペラ一
・紹介サイト
・補助サイト
・弾かない

・無視する
→モバイルでだけ展開する明確な意図がない限りは避けた方がいい。たとえばPCのブログなんかでとあるモバイルサイトを取り上げるときに、PC側でのウケがないと誘導効果は薄い。
また、前回記事で

モバイルでPCサイトの紹介だけして、それを見た人をPCサイトへ誘導するってのは今のところ難しい

と書いたけれど、その逆は比較的容易で効果的だ。ときどきPCからプレスリリースサイトを見ていると、モバイルのサイトやサービスに関するリリースで「サイトはモバイルのみ」というのがある。リリース文で内容は分かるにせよ、さらに興味を持っているユーザが運営企業のサイト以外どこへも飛べないというのは惜しい。
というわけで、予算が許すなら、なるべくPC側でどんなものでもいいから何かしら閲覧できるページがあった方がいい。次のがそれ。

・ペラ一
・紹介サイト
どちらも、PCでは何もサービスやコンテンツを提供せず、あくまでPCの人にモバイルでのサービスやサイトを紹介するためのもの。「ペラ一」は画像一枚がぺらっと貼ってあるだけのもので、一般的な「webサイト」ではない。「紹介サイト」は1ページであれなんであれ、いちおうwebサイトとしての体裁があるもの。

ペラ一はコーディングしなくていいのだが、細かな更新が面倒。一方で、紙のチラシや広告ページのように、HTML+CSSでは難しいレイアウトやデザインも簡単にできる。本当に申し訳程度にサービス紹介をしたいなら、これで充分という考え方もある。
一方で、新着情報を随時更新したいとか、ボリュームが増えたら複数ページにしたいと思っているのなら、いちおう簡素でもwebサイトとしての体裁にしておいた方がいい。また、webサイトとしての体裁を持っている方がSEO上はやや有利だろうし、万一、PCのブログで誰かがそのサイトを紹介しようと思ったとき、テキスト部分がコピペできたりして少しだけ親切。
SEOについては、ペラ一より紹介サイトの方がマシとはいえ、検索上位に来るのはどっちみちサイト名くらいかもしれないので、実質あんまり違い実効性に違いはないかも。

・補助サイト
会員情報の変更や管理など、モバイルでやるのは煩雑な部分や機能だけPCでも行えるようにする。ただし、モバイルだけでも一応完結できるようにしておかないと、ユーザにとって余計に煩雑というか致命的。あるいは、PCで何かさせてその結果をモバイルサイトに反映してやるなどして、モバイルサイトでありながらコンテンツやサービスの幅を広げてやるという方向性もある。

たとえば、PC側でFlashを使ったゲームを作ってそれで遊んでもらい、成績をモバイル側でのユーザポイントに反映するとか。これならFlash Liteでは出来ないようなコンテンツでも、わざわざアプリにして3キャリア分開発とかしなくても済む。PCでプレイ時にモバイルでのID・PWとかを入力させて、会員DBで照合する必要とかデータの受け渡しとかの手間があるだろうけど。

・弾かない
ケータイ小説のサイトとかでよくあるけど、モバイルサイトなんだがPCでのアクセスを弾かず、普通に閲覧できるというもの。
まあ、わざわざ弾く理由がなく、モバイルでしか機能しない要素がないなら、わざわざモバイルだけでしか見られないようにする必然性は薄い。同じサイトで元々PC版が先行して存在しているとかなら別だけど。

その他に
・同じ内容を持たせる
・特性に合わせて機能を足し引きする
というのもあるけど、これは前回のとおり。
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