泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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「そうだ!芸能人だ!」企画に困ったときや、サイトにイメージパーソンが欲しいとき、頭に浮かぶこの案。さて、実現に向けて何に注意すればいいのか。ちょっと書いてみる。なお、ココで言う芸能人とはミュージシャンやモデル、声優も含め、おおむねプロダクションに所属している人を念頭に置く。

・誰を?
お金さえあれば、そして胡散臭いサイトなんかでなければ、だいたいの人をアサインすることができる。ただ多くの場合、予算は潤沢でない。というわけで、「今はそこまで有名じゃないけど、今後出てきそうな人」という「将来性」を考慮した人選が必要になる。場合によっては上司のツテなんかでプロダクションが決まってしまうケースもあるだろう。

・いくらで?
これはプロダクションとの交渉になる。今までそういった所とつながりのない会社だろうが、そこまで知名度のない会社だろうが、正規窓口から問い合わせれば相手をしてくれる可能性はある。まあ、運が悪くなければ。
あと、「ハガキ代」だけで新規ユーザを獲得する方法という記事では

本特集にご参加いただいたのは、石原さとみさんのほか、北乃きいさん、アーティストのPUFFYさん、谷村奈南さんら著名人83組。
皆さん、芸能界・音楽業界で活躍されている方々ばかりですが、インタビューページに PR 枠を設置し、プロモーションのお手伝いをさせていただくことで、今回は全て“ノーギャラ”でお願いしました。

と書いてあるけれど、PR枠を設置しようが、プロモーションを手伝うと言おうが、普通はそれでも支払いを求められる。相手方のプロダクションがよほど媒体価値を感じてくれているか、親密な関係が構築できているか、何か大人の事情が存在するかでもない限り、トレードオフによるノーギャラは期待しないほうがいい。

・何をする?
ちょいと写真を使うだけなら、撮影のみで済む。まとめ撮りして小出しに使うのが比較的安上がり。「芸能人ブログ」みたいに何か書いてもらうなら、いくつかのケースが考えられる。

◆本人が書く
これが一番いいのだけれど、残念ながら、常に本人が書いているとは限らない。本人が書いていない場合、理由としては「予算の関係」「スケジュールの関係」「文章力の関係」が主だ。本人に書いてもらうと当然ながら支払額は増える。また、忙しすぎて書いてもらえないケースも。本人が書く気でも、文章や内容が「読むに耐えない」ケースがある。もっともブログ隆盛のためか社会的な流れのためか、最近では本人自信で書いているケースが増えている。まあ、こういうのは「本人が書いているかどうか」が一番大事で、「そのうえ面白ければラッキー」くらいのものという見方もできる。ただし連載記事的なものだと、ある程度まとまった文章と内容が必要なため、クオリティは無視できない。

◆インタビューから書く
これは本人が書いている体裁ではあっても、実際にはインタビューした内容を元に文章を起こしているケース。口述筆記に近い。特に忙しい人なんかだと、こうでもしないと締め切りに間に合わなかったり。

◆ゴーストが書く
要は「名義貸し」で、実際はゴーストライターがネタを決めて文章を書く。

◆その他
おおむね書いてもらってリライトとか、アンケートを書いてもらってそれを基に…とか、他にも色々とやりようはある。

・掲載、その前に
写真であれ文章であれ、こっちが金を払ったんであれなんであれ、せんぽうから提供されたものであれこちらで作成したものであれ、掲載にあたっては「最終的にこうなる」というものをプロダクションに提出し、チェックしてもらうことになる。写真なんかだとデジカメなら撮ったその場でモニタにつないだり液晶ビューアで見てもらったりして、どれを使っていいか選んでもらうこともある。「こっちが金払ってんだから」とか「向こうがくれた素材なんだから」という考えは“通用しません”。

と、ここまでツラツラと書いてきたようなステップを経て、はじめて芸能人を起用した企画は公開に至るわけです。必ずこうなる、というわけではないけれど、踏まえておいて損はない話。

以下おまけ。ベストケースの一例としては…

デビューしたての対して人気も知名度もないアイドルを起用。写真だけでなく企画やインタビューなどで、継続的に起用する。
徐々に人気が出て、ある日「たまたま」ブレイクする。「次はこの娘でいくから」みたいな営業努力の結果ではなく。
もちろん、彼女のブログにはこちらのサイトへのリンクがあり、過去の日記ではそれ関連の言及も頻繁にある。
撮影の立会いなどでこちらは面識があるどころか、まだ素人に毛が生えた程度の相手と普通に話をしたり愚痴を聞いたりしてきた。
というような経緯があるので、売れても無碍にはされない。どころか上手くタイアップしやすい状況になる。

夢でもないと起きなさそうな展開だが、実際にこんなようなケースになったweb担当者を知っている。もちろん自分ではない。あと、予算がなくて起用した知名度の低いミュージシャンが、数カ月後にCMタイアップに抜擢されて大勝利!みたいなケースも身近にあった。これも自分でないのが残念だけれど。
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