泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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久しぶりに実務的な記事でも。
【海外事例に学ぶ】「会員登録はこちら」を用いない会員化シナリオ
という記事を読んだ。

A List Apart.掲載のLuke Wroblewski氏による記事、"Sign Up Forms Must Die"をご紹介します。

ということで、会員登録が一つ様なサイトに対して最初から登録をさせるのではなく、途中までは普通に機能を使わせて、最後の段階で会員登録をさせる手もあるよ、なかなかいい手だよ、というお話。

上記記事ではjumpcutという動画共有サイトを例に挙げている。このサイトでは動画をアップして編集するところまでは会員登録不要で、最後の公開・共有の段になって会員登録が求められるというもの。
こうした手法は実際には真新しいものではなく、日本でもアダルトサイトなんかでは時々見る手法だ。途中まで来たのだから、最後の段階で「止めた」という人よりも、底で登録して利用フローの最後まで行こうという人の方が多いはずだ、という仮定に基づいているんだと思う。

しかしこれはちょっと注意が必要で、「会員登録不要のサービス」だと思っていたら最後の最後に「ここから先は会員登録してね」と出ると、何となく騙された気になって去ってしまうユーザもいるものである。「会員登録必要なら先に言えよ!」と思われて心象悪くすることも。
また、そこまでで何らかの作業をしていた場合、「作業(この場合なら動画のアップと編集)が終わった気になっているユーザ」に対して「会員登録する」という作業が新たに出てくると、普通に会員登録してから作業に入るよりも面倒臭く感じられる。
ネットを使い慣れていないユーザなら、そこで会員登録フローに入るとそれまでの作業が失われるのではないかと危惧されることもあるだろう。jumpcutではそんなことないんじゃないかと思うが。

とまあ上に挙げた要因によって、却ってユーザが登録まで至らないケースを生み出してしまう可能性は充分にある。こうした事態を避けるには、アカウントを持たないユーザが機能を使う場合、以下の2点をどのページでも目立つ形で告知するだけでいい。

・最終的にユーザ登録が必要であること
・フローの最後手前でユーザ登録しても、現在作業したデータはブラウザを閉じなければ消えないこと

後者は、そういう使用でなければ書けないが、ともかく最後の手前で登録が必要なことと、どこまで登録不要でできるかを示すのがいい。たとえば、各作業のステップごとにページ上部へ「動画のアップ>編集>ユーザ登録>公開」など掲載して、ユーザが今いるステップの部分をハイライトさせるとか。
普通にユーザ登録だと「登録>仮登録完了>本登録完了」などステップを表示することってあるけれど、アレに似ている。こうしておけば「ああ、この次で会員登録しないといけないんだな」などど理解してもらいやすくなる。

現在、jumpcutはyahoo!に買収され、上記フローはなくなっている。まずyahoo!IDでログインしないといけない。これが登録に至らないユーザを増やす結果になったからなのか、たんにYahoo!の統一的な方針のためなのかはよく分からない。

【追記】
ちょっと当たり前の話しすぎて反省した。
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