泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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ユーザー参加型のサービスでも運営者によるデータベース提供は効果的

というブログの記事で、「CGMといえど立ち上がり時にデータベースを用意しておくといい」という趣旨の記事を見かけた。確かにこれはそのとおりで、たとえばラーメン屋のクチコミサイトを始めようと思ったとしても(今さらそんなこと思わない方がいいのはともかく)、運営側がラーメン屋のデータベースを用意しないと、ユーザはどこにどんなラーメン屋があるかを書くところからはいzめなければならず、これではお話にならない。「そこからか?そこから書かないとダメか?」と怒られるだけだ。

で、まあデータベースはどこかから買ってきた方がいいのだけれど、受託案件でそうしたサイトを手がける側に立ってポイントをいくつか。

と、その前に。本当はデータベースというよりは「データベースに流し込む元のデータ」という方が正確なのかも知れないが、煩雑なのでデータベースと呼びます。

・それってお高いんでしょう?
→そう。データの件数や分野によるだろうけど買ってくるのだから、それなりにお金がいる。着手前に必ず、「こっちが買って実費で請求する」か「クライアントが買って提供してくれる」かのいずれかで話を決めておくこと。予算面で難色を示された場合まずはデータベースなしでリリースして、アクティブ率などが伸び悩んだ場合にあらためて提案すればどうにかなるかもしれない。が、タイミングを誤ると「買いたいけど、本当に予算がない」という状況になってたりするので注意。

・そもそも、どこで売ってんの?
→これが意外と難題。「これこれのデータベースをウチで売ってますよー」なんて声高に宣伝していることはあまりないだろうし、そもそもデータベースが販売されているものかどうか、不明なケースもある。たとえば「金は払うからサイトへ載せる用に、各メーカーから出ている釣具のデータベース買ってきて」とか言われたら、私は立ち往生する。クライアントが提供できず、コチラでも調達先のメドが立たないデータベースを求められたら、断るか調達先開拓費を請求してみた方がいい。

・それはデータベースか?
ちゃんと、いわゆる「データベース」に組み込めるのならともかく、そうじゃないものが「データベース」呼ばわりされていることも。データベースはクライアント支給と聞いていたのに、フタを開けたらカタログのデジタル原稿でした!なんてこともなくはない。QuarkXPressからCSVにデータを延々とコピペするハメに…というのは実際にあった。泣いた。

・その話は本当か?
→CGMではないのだけれど、とある案件でクライアントが色々と遊びにいく施設のデータベースを調達してきた。公式サイトへのリンクも含まれていたのでリンクチェックをしていたところ、ある時点でとある施設の営業時間が変わっていることに気付いた。背筋に寒いものが走るのを感じつつ他のも改めてチェックすると、料金が変わっていたり公式サイトのURLが変わっていたり(0秒リダイレクトされるので気付いてなかった)と、違っている点がちらほら。結局すべてのデータをチェックしなおすことになった。件数が多くてスケジュール的にも辛かった。内容が変わらないデータベースもあるだろうが、変わるものもある。たとえ有料で買ったものだとしても。

・変形合体できるのか?
→これも別の案件での話。とあるサイトで既存のデータベースに新たな情報を付加するということで、クライアントが元のデータベースを買ったのとは違うところから新規のデータベースを買ってきた。が、手元に届いてみると元のデータベースとは構成がだいぶん違って、簡単に組み込めない(と、システム会社に言われた)。泣いた(クライアントが)。複数の調達先から買ってきたデータベースを扱うときは、変形合体がどれくらい簡単か、大変かでずいぶん違ってくる。というか、そういう事態が起こりうる。事前に避けるのは難しいけど。


というわけで、「データベースを買って導入しよう!」というシンプルなお話の背後には、色々と注意すべき点があるわけです。
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