泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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前にも書いたことがあるが、営業と同じくwebディレクターは他の職種に比べ海外へのアウトソースが難しい。これはwebディレクターにとってなかなか心休まる話だ。
しかし一方で、不安な話もある。「アメリカにはwebディレクターという職種が存在しない」という話だ。webディレクターなら誰しもこの言葉に不安を感じ、眠れない夜を数えたことがあると思う(しかし職場では不思議と寝られる)。

そもそもアメリカのweb業界ではイノベーションが多く生まれている。GoogleやAmazonは言うまでもなくポルノサイトでさえ、そこに掲載されている女性のユニーク数は世界の人口を超えているという。これはアメリカでいかに多くの宇宙人が人間のフリをして秘密裏に生活しているかを裏付けるものであるが、それはさておく。

ともあれ、こうした日本(や他の諸国)とアメリカの違いについて主に組織や技術の側面から多くの考察がなされてきた。しかし、問題の核心を解明するには至っていない。それも当然のことで、この差は「webディレクターがいるかいないか」によって生じているからである。以前私はこう書いた

あまり知られていないが、WEBディレクター同士の互助を目的とした国際的な秘密結社が存在する。その名を「Fertile Fields of Packet(パケットの沃野)」といい、略称は“2FoP”。構成員は「空っぽの洞窟を埋める者たち」と呼ばれる。

それ以上のことは以前の記事を参照していただきたいが、この日本支部が「十字出社血盟団」であるとされる。少なくとも日本においてはこの結社がアメリカ並みのイノベーションを阻害し、自らの仕事があまり減らないように既得権益を守っているというのだ。

もちろんこれは、私の立場からすればwebディレクターに対する誹謗中傷としか言いようがない。なぜそうとしか言えないのかはお察しいただきたいのだが…。

しかし、十字出社血盟団の陰謀が事実でないにしても、アメリカがそうであるからwebディレクターが不要であるという主張には賛同しかねる。というのも、Google WaveについてGoogle自身が述べている内容に、webディレクター不在の問題点が言及されているのだ。
全文は引用元である「What is Google Wave (大雑把な訳)」を参照いただきたいのだが、

例えば こんな経験はないかな。

ウェブ担当にメールして、「新しい機能AとBとCを使えるようにしてくれないか?」

ウェブ担当からの返事「AとBとCがちゃんと動くようにしたらそうする。

ボスにもCCして状況が分かるようにしておいてよね」

君の返信「わかった これまでに見つけたバグのリストを送るよ」

返信「問題ないね 追加機能確認のパスワードを送るからチェックしておいて。

テーマも時間のあるときに確かめといてね 添付したよ」

それからこれを全部ビデオ担当にもフォワードしないといけないことに気付くんだ。

彼も状況をわかる必要があるから。

ビデオ担当はぐちゃぐちゃのメールをもらう。

これを解読するにはプログラマーがいるような状態。

おまけに返事を全員宛で返してくれないから、別のバージョンが出来てしまう。

ポストを追いかけて、問いと答えをマーカーで色分けして...と終わりがない。

全部がこんがらがるうちにモンスターが誕生。

Google Waveはこうした事態を解決するために作られたというのだ!一方日本ではwebディレクターを雇った。

お解りだろうが、上記引用文のような問題はまともなwebディレクターが一人いれば解決するのだ。おまけにwebディレクターは各職種の人がそれぞれの役目に集中するのを阻害する様々な雑事(プライベートを充実させる、忘年会の予約をする etc.)まで引き受けてくれる。特殊な性癖の人であれば、webディレクターはオフィースラヴの相手にだってなるかもしれない(Google Waveをそうした相手にするには、可愛らしい2次元の女の子か男の子の絵が必要なのは言うまでもない)。

webディレクターが居ないためにGoogle Waveという非常に斬新なプロダクトが生まれたという面もあるのだが、それはwebディレクターが悪いわけではないし、もちろん十字出社血盟団も関係ない。
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