泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
さて真面目な話、週末を挟んだりしていたら前記事の続きとしてどんなことを書こうか、大まかなところ以外は忘れてしまった。

だいたいは以下のような感じ。

コミュニケーション系のwebサービスはすでに充分多い。ここでいう「コミュニケーション」には、「何かを共有する」「何かについて(テキストや画像、音楽や動画を)投稿する」というものも含む。「何についてのコミュニケーションか?」もあらかた出尽くした感がある。なのに、なおもそれは増えるし制作者側の関心も高いけれど、多すぎて熱心な人以外はついていけない。たぶんネット上にそうした日本語のサイトが5サイトもあれば、本来だいたいのニーズはどうにかなるんじゃないか。

しかし実際にはもっとたくさんあるので情報が分散する。分散した情報をまとめるサービスやツールが出てきたが、それすらもう多すぎ。セマンティックだかなんだか知らないが、「AとCというサイトからデータが引っ張ってこれるツール」「BとDというサイトからデータが引っ張ってこれるツール」じゃなくて、「ほとんど自分が目にするどんなサイトからもデータが引っ張ってこられる」ような、しかも簡便なのが3つくらいあればたぶん充分。「好みやニーズが多様化」っても、日本のネット人口のほとんどはwebでのコミュニケーション系の機能にそんな好みもクソもないんじゃないか。せいぜい見た目が好きかどうかくらいで。

でもたぶん。オープンさが増してセマンティックが(どんなものか知らんが)さらに加速すると、そうはならない。微妙に違う似たようなツールやサービスがますますアッサリと増えるだけ。

その点で、WIREDVISIONのこの記事は示唆的。特に、サービスやツールなど「プラットフォーム的な」(あるいは場所提供的な)サイトが増えるだろう今後のwebにとっては。

そもそもそうしたサイトが増える要因は「ニーズがある」「熱中性が高い」の他に、「相変わらず自前のコンテンツを調達するのは大変」というのがあると思う。FlickrでもTwitterでもはてブでもニコ動でも、別に自前でコンテンツを調達しているわけじゃない。(YouTubeやニコ動は自分たちでもコンテンツを調達してこようとしているが、苦戦している。提携先なんかはちゃんと見付かっているのだけれど、成果的に。ビジネスとしてはそうした試みも成功しているのかもしれないけど。逆に全部自分たちで調達しようとすると、Gyaoのようにエラいことに)。

これはかつてのダイエーとか西友、ヨーカドーみたいな業態より、ショッピングモールとか「場所を作って出店者を集める」方がやりやすいのに似ている。

まあ何かを投稿したいという人の数からすると、「動画」「写真」「音楽」については似たようなサイトがいくつもあって、1サイトあたりの数は分散した方がいいのかも。

余談1:
「自前でコンテンツ調達+課金+それで収益上げる」が珍しくないアダルトサイト業界はその点でも興味深い。というか、アダルト業界の制作側、運用側は常に興味深い。提供しているコンテンツと同様に。この辺はそのうちまとめて書くかも。

余談2:
とか書いている最中で以下の記事を読んで全身の力が抜けた。
TechCrunch Japanese アーカイブ » Twitter難民のためのFriendFeedツール13選

FriendFeedのより良い環境に移動した人へ。これがオーガナイズされた「ノイズ」フリーな体験に不可欠な13のツールだ。

Twitterユーザになるような人向けというか、サイトのメイン読者層を考えると別にいいのだけれど、「快適に使うには別途、これこれ13のツールが不可欠ですよ」っておかしくないか?HDDレコーダを「快適に使うには別途、これこれ13のツールが不可欠ですよ」とか、ヘルシオを「快適に使うには別途、これこれ13のツールが不可欠ですよ」とか普通に紹介してたら何か問題あるだろ、「企画趣旨」か「製品そのもの」に。まあ、単純に家電とかにそのまま当てはめて考えるのは間違ってるけど。(ってのが何を意味するのかも不明だが)を「快適に使う」に置き換えていいかどうかもあるし。

そもそもこれって、「FriendFeed単体」では「オーガナイズされた「ノイズ」フリーな体験」ができませんよってことでしょう?そこに何も引っ掛からない人が少なくないなら、それってwebにさほど熱心じゃない人の感覚と大きな隔たりがありそうだよなあ。


と、案外長くなったけれど、「余談2」以外は金曜の段階で書こうと思っていたものの概要を「おおざっぱにまとめよう」とした結果。その意図からすると失敗、だな。普通に書いてるのとあんまり変わらない。

あとこれは仕事としてwebに関わっている人間として視点から見た考えであって、ただのネット大好き!な立場から見ると「自分にとって面白いものや興味深いもの」が出てくるのなら、別に似たようなものが100も200も出てきたって、「それが何か?」と思っている。

ちょっと受託制作者的な視点からの記事が減っているようにも思うので、次か次の次くらいで何かそうした気持ちに立ち返りたい。
スポンサーサイト
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。