泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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基本的なことだけれど、まとめ。

運用業務も当然タダというわけにはいかないので、それなりにクライアントからお金をいただくことになる。その場合、以下のようなパターンが考えられる。

・月額固定

月々の作業量の多寡によらず、事前に契約した金額が支払われる。金額とその額での対応範囲は四半期ごとや半期ごとの見直しとしておくと、双方にとって運用しやすい。
その運用費で吸収できない作業が発生したら、別途、追加の見積りを出す。テキストの打ち換えや画像の差し替えなど、細かい作業が多い場合に適している。

・作業ごと

運用業務において、新規ページの作成や新規コンテンツの作成が多い場合に適している。ただ、テキストの打ち換えといった細かい作業が請求しづらい。CSSをちょっと変えるだけとか。

・月額半固定

新規のページ作成などが多いものの、作業量が決まっているので実質的に「固定」の金額が支払われる。たとえば、あるサイトで毎月2回、1ページ分の特集記事を更新する場合など。同一コンテンツ内のシリーズで「全○回」など回数がハッキリ決められるなら、前払いという手もある。


以下に、クライアント側・作業者側から見たそれぞれの長所、短所をまとめる。

・月額固定の場合

クライアント(長所):ちょっとした修正を依頼するさい、あまり費用を気にしなくて済む。事前に予算を組みやすい。
クライアント(短所):作業が多くても少なくても、費用が変わらないので、月によっては割高に。

作業者(長所):見積りを立てづらい作業からキチンとお金がもらえる。月々のそのサイトからの収益予測が立てやすい。作業量に関わらず、安定した収益が見込める。
作業者(短所):細かい作業がバラバラと降って来やすくなる。どこまでを固定の金額で請け負うかの線引きが難しい。

コメント:作業量が少ないと、クライアントにとっては割高に、作業者側からすれば得に感じられるものの、実際には作業量の多い月もあるので、長期的には相殺されることが多いと思う。「制作」というより「更新」が主な運用の場合は双方に便利。


・作業ごとの場合

クライアント(長所):月ごとの更新が少ない場合に、月額固定より費用が抑えられる。何に幾ら掛かったかを把握しやすい。なに食わぬ顔で細かい作業を頼んでも、請求されない場合がある。ただし、それを期待しているとキッチリ請求されて(あるいは作業側が不服を申し入れて)思わぬ事態に発展することも。
クライアント(短所):細かい作業で妙に割高な請求になることがある。テキスト打ち換え程度でも、作業側としては100円なんて請求してたら赤字になるため。予算組みも月額固定より幅が出るので難しい。

作業者(長所):作業ごとにきちんと請求できる。固定費吸収分がないため、「制作」が多い場合、月額固定よりも収入が良い。
作業者(短所):細かい作業をちゃんと請求しようと思うと面倒。かといって細かい作業をある程度は無償サービスで対応するなら、どこまで無償でやるかを判断するのが難しい。おまけに、いざそうした作業を請求しようと思うと、どうしても割高になるので費用設定の点でも面倒。

コメント:月額固定と違って「今月は多めだけど、先月の作業が少なかったから固定費内で対応してよ」といった話が出てこない。「制作」より「更新」が多い場合は双方にとって煩雑なだけ。


・月額半固定

コメント:目だった長所、短所は特にない。双方にとって費用が予測、把握しやすいくらいか。

こうした特長を踏まえて、「どのような運用作業が中心か」ごとに適した契約を交わすと双方にとってやりやすい。逆に、運用業務を始める前に「どんな作業が中心か?」が読みきれないと、双方にとってやりづらい契約内容になってしまうので注意。特に新規サイトを立ち上げた後、そのまま運用に移行する場合は読みづらい。その場合、どういうタイプにせよ「三ヶ月経った段階で見直し」としておくのが無難。
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