泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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公開されないサイトマップというのがある。VIP専用の裏ページ…ではなく、要するに関係各者でページ間の関係性などを把握するために使う資料だ。エクセルなんかで木構造として描かれる。たぶん、制作資料用のサイトマップとかどうでもいいと思ってる人が多いだろうな。
しかしサイトマップを作る側としては、やはり関係者みんながなるべくサイトの構造を理解しやすいような資料を作ってやる必要があるわけですよ。「誰もサイト構造の全貌が把握できていない案件」なんて香ばしいでしょう?ここがすっきりしてないと、ページが増えた時点で行き当たりばったりに改築した屋敷みたいになってしまうし。制作資料としてのサイトマップには、関係者へサイト構造に対して共通のイメージを持たせると共に、webディレクターが思い描いたサイト構造を整理するものでもあるのだ。

というわけで、ユーザ公開されないサイトマップも地味ぃ~にwebディレクターとしての頭を悩ませる。というか、なってきている気がする。「あれ?これってどういう配置にするんだ?」というケースが増えてる気がする。こちらの知能が退化しているせいもあるかもしれないが。

というのも従来型のサイトは静的な構造なので、ページ間の関係性は把握しやすく描きやすく、手を加えなければ不変だった。一方、システム側で動的にページを生成したり、CGMサービスだったりすると、こうしたページの静的な関係が崩れ、木構造では精度の低いサイトマップになってしまうことがある。

いやまあそれでも、ユーザがアクセスするページをTOPとし、そこから1クリックを2階層目、最低でも2クリック必要なものを3階層目として無理に木構造にすることはできる。あるいは、意味・内容からページに上位下位を割り振り、フォルダ構造とは一致しなくてもスッキリした木構造にするとか。

そんなわけでたいていはどうにか木構造化できるのだけれど、メルカトル図法で描かれた世界地図のように、やや歪みが出る。この歪みが大きいと、関係者間の認識の相違が大きくなって後で困ることになったり。

さらに、動的というよりCGM的なサイトだと、規模が大きいのに「TOP→以下全部同じ階層」みたいなケースもありうる。これではサイトマップの意味があまりないのだけれど、まあそういうサイトだから、と割り切るか、別の意味レベルで切り分けたものをもう一個作るか。

なんにせよ、時代が進めばそのうち静的なサイトマップというもの自体が作れないケースも出てくるだろう。動的にサイトマップをそのつど生成するとか。とはいえそれは「不思議なダンジョン」みたいなもので便利ではなさそう。まあ、サイトを作る前段階では動的につどつど生成とかできないわけだけど。
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