泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
今回はわりと初心者向けの記事。サイトチェックの実践法についてのポイント。末尾にチェックシートのサンプルファイルもあります。

前回の記事(もう二度と漏らさぬために…)にも書いたように、サイトをチェックする際はチェックシートを使って進める方法がある。こうしておけばチェック漏れも減るし、複数人でチェックする場合にも各人バラバラということがなくなる。

チェックといっても様々なものがあるけれど、ここでは最終チェック、「これでOKなら納品(or完成)」という段階に焦点を当てたい。それまでで未発見の問題があっても、ここで気付けば大きな問題ではない。

この段階では画像もテキストもすべて埋まり、プログラムがあればそれも組み込まれているはずだ。納品予定日やリリース予定日までは間がない。
そこでチェックすべき事柄をまとめると、「あるべきものが正しい箇所に誤りなく入っているか?」ということに尽きる。難しいことではなく、根気と集中力があれば、ほとんどは知識がなくてもチェックできる内容だ。以下、ポイントごとに見ていきたい。

【テキスト関連】
結局のところ、どんなサイトも何かを言語で伝える。一切なにも言語情報がないサイトはない。利用規約だって、メニューだって言語情報だし、サービスやイベント、商品の概要も言語情報が欠かせない。
ここがおかしかったり間違ったりしていてはユーザに誤解を招いたり、信頼性が損なわれたりする。商品情報だって言語情報だ。そこの値段や商品名が間違っていたら、目も当てられない。ECサイトで金額が違ったばっかりに大騒ぎになった例もある。
おまけにテキストはプログラムのバグ以外で一番ミスが起きやすく、場合によっては致命的にもなりやすく、見つけるのが難しい部分でもある。

記載された文章は飽かず読み返すことが必要だ。それが誤字脱字、誤記載を発見する一番確実な方法である。そのなかでも特に注意したいのが以下。

・固有名詞
間違えやすいし、問題になりやすい。漢字表記の人名や地名は特に、漢字が違っていても正しい表記を知っていなければ気付きにくいので要注意。

・数値
ゼロの数を間違えるとか、ぼんやりしていると見落としがちな上に、日付や金額など重要度の高い情報が多いので、気が抜けない。

・コピーライト
フッタに小さく入ったりしているので、つい見落としがち。

・重複、欠損
マークアップエンジニアがコピペで文章を入れていた場合、同じ内容が重複して入っていたり、範囲選択のミスで最初や最後の文字が抜けていたりするので、気をつけてほしい。

(以下追記)
・メタタグのキーワードとディスクリプション
ブラウザ見ているだけでは気付かないが、ページを量産していると違うものが入っていることも。あと、修正が反映されてなかったり。
ソースコードの閉じタグ忘れなどはマークアップエンジニアを信頼しつつ、ツールとかで機械的に判定して。

・ページタイトル
これもページを量産していると間違う場合や修正漏れがある。

【デザイン&画像関連】
よくあるのが表示崩れ。これはたいてい一目でわかるが、ブラウザチェックをしないと発覚しないものも。何をサポート対象ブラウザにするかクライアントと決め、ちゃんとそのブラウザで表示チェックを行うこと。
まれに「サイドメニューが一部消えてる」などのパッと見では判らないものもあるので注意。

また、表示されている画像が違う。テキストと画像の組み合わせが違う。ALTが抜けてる、違ってる、といったこともあるので気をつけてほしい。特にテキストと画像の組み合わせは、それぞれを別々に見ているだけだと見落とされがち。

【リンク関連】
リンク切れの有無は機械的に判別できるが、リンク先が正しいかどうかは目視しないと判別は難しい。また、意外と見落とされがちなのが「別ウィンドウで開くべきところが、そうなっていない」という事態。逆はあまりない。

【プログラム関連】
フォームやコメント機能をはじめ、サイトごとに実にさまざまなプログラムが組み込まれているだろう。そうしたプログラムのチェックは制作を担当した人間やシステム屋さんがしているはずだ。それに、ディレクターがそのプログラムをソースコードレベルでエラーチェックするのは難しい。なので最低限、試しに使ってみたり作動させたりしてみて、サンプリングテストをするくらいでいい。そこで正常に作動しなければ、制作者に報告する。

【チェックの進め方】
ページ数が少なければ自分で全部やる。手伝ってくれる人がいるなら、その人にお願いしてもいい。同じページを何度も見ている人より、はじめて見る人の方が間違いに気付く確率は高い。
ページ数が膨大な場合は、手伝ってくれる人を確保して手分けする。その際、頼む人は誰がどのページを見るのか、割り振りをあらかじめ決めておくこと。
場合によっては全ページをローラー式にチェックするのではなく、いくつかのページを抜き出してサンプリングチェックで済む場合もある。データベース的で総数が1000ページ超えるとか、そういうとき。もちろん、クライアントが事前に合意していることは必須。

だいたい、多くのサイトで共通するのは以上か。あとはまあ、ページやサイトによって個別のチェックポイントが出てくるだろう。

というわけで以下にチェックシートのサンプルを置いておきます。エクセルファイルです。通常チェック用と、ブラウザチェック用の2シートがあります。

サンプルをダウンロード
check_sheet_sample.lzh
(画面左の四角いエリアに“Click here to start download..”と表示されたらクリックしてください)
スポンサーサイト
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。