泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~

WEBディレクターというのは何を考えておるのか。その一例。

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国内のネット上ではあまりにも人気薄なセカンドライフ。まるで、プロム[*1]で壁の花になってしまったかのようだ。確かにセカンドライフは外見も性格も問題があるようだ。けれども、そんなパッとしない彼女が一躍プロムクイーンになる方法はないものだろうか。『マイ・フェア・レディ』[*2]に出てくるヘンリー・ヒギンズのような気持ちで考えてみよう。

その1:外見
セカンドライフのグラフィックは贔屓目に見てもしょぼい。おまけに、日本人受けしそうなアバターは希少だ。しかし、これは案外簡単に解決できるかもしれない。アバターを覆うように着ぐるみを着せられるようなので、日本人好みの顔や体を着ぐるみとして作って、それで覆ってしまえばいい。最初は企業主導で無料配布してもいいだろう。アイマスのキャラでも、仮面ライダーでもいい。そのうち、いわゆる「才能の無駄遣い」の波がやってきて、日本人好みのアバターが作られるようになるだろう。

その2:性格-鈍さ
セカンドライフはバカみたいに鈍重だ。PCのスペックが低いとまともに動かないし、高スペックのPCでもモッサリしたり、落ちたりする。しかしいつの日かセカンドライフの運営側が心と同時に、サーバを今より高性能なものと入れ替えるかもしれない。

疑問1:
それにしても、一般の家電店で売られているミドルクラスのPCがセカンドライフのプレイ環境として充分なレベルになるまで、実際のところあとどれくいらい掛かるのだろうか?

疑問2:
世間一般の3Dオンラインゲームに比べて、セカンドライフがグラフィックと動きにおいて見劣りするのはなぜだろう?ユーザが自由にオブジェクトを作れるという仕様が関係しているのだろうか?あるいは単に、運営側のインフラ的な問題なのか?

その3:評判の悪さ
セカンドライフは(少なくとも)ネットの一部で散々にけなされている。そのイメージを挽回しない限り、熱心なアーリーアダプターはやって来にくいだろう。仮にそうした人がセカンドライフに興味を持っても、そして気に入っても、周囲の悪評のせいで擁護しにくい空気があるようだ。「あんなのと付き合うのはバカか金目当てだ」。そういう風評の中でその人と付き合うのは、少々勇気がいる。

しかしこの問題は、日本に住む彼女のお金持ちな叔父さん、すなわち電通がある程度は解決してくれるかもしれない。彼らが自腹を切ってでも彼女のために認知度&イメージ向上作戦をもっと大々的に行ってくれれば。しかしこの叔父さんも一部で悪評なので、逆効果になるかもしれないが。

その4:性格-中身のなさ
残念ながら、現在のセカンドライフで日本人が喜ぶようなコンテンツはごく僅かだ。皆無といってもいいかもしれない。喋っていても退屈な相手というのは、なかなか好かれにくいものだ。

しかしこれも、初期段階では企業主導でなんとかなるかもしれない。たとえば1分の1サイズの鉄人28号をリモコンで動かせたら?ガンダムの操縦ができたら?抽選でアイドルとセカンドライフでチャットができたら?
いずれも思いつきなのでたいして魅力的ではないかもしれないが、みんな「こういう企画があったらセカンドライフ内で遊んでみるかも」という気になるようなものが一つくらいはあるんじゃないだろうか。

その5:性格-金がかかる
彼女と深く付き合おうとすると金がかかる。手をつなぐのに幾ら。キスに幾ら。実に世知辛い。しかし、日本人向けの企画やオブジェクトの提供者が増えればお金をかけなくても、心を許してくれるようになるかもしれない。高望みをしなければ。

というわけで、セカンドライフがプロムクイーンになるためには幾多の乗り越えるべきハードルがある。しかしそれらの多くは、ハッキリとした課題とゴールの見えるものじゃないだろうか。ならば、まだ可能性はある。いつの日か彼女が、パーティー会場の中央で燦然と微笑む日がやってくるかもしれない。

  1. Wikipediaによると、アメリカやカナダの高校で学年の最後に開かれるフォーマルなダンスパーティのこと。パーティの最後に投票でキングとクイーンが選ばれる。[↩back]
  2. ヘンリー・ヒギンズという教授が、花売り娘のイライザを短期間で上流階級に通用するような立派なレディに仕立て上げるというラブコメ。[↩back]

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